MCU「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」 作品紹介・感想 ネタバレ無し
MCU28作目。
タイトル的に前作は「ドクター・ストレンジ(2017年公開)」と勘違いしそうやけど正確には「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム(2022年公開)」の続編。
キャスト
ベネディクト・カンバーバッチ/スティーブン・ストレンジ(ドクター・ストレンジ)
エリザベス・オルセン/ワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ)
ベネディクト・ウォン/ウォン
レイチェル・マクアダムス/クリスティーン
監督 サム・ライミ
脚本 ジェイド・バートレット
マイケル・ウォルドロン
あらすじ
ある事件をキッカケにマルチバースの扉を開いてしまったスティーブン・ストレンジ。
それ以来、身に覚えは無いが妙にリアリティのある悪夢に悩まされるようになった。
憂鬱な気分のまま元恋人のクリスティーンの披露宴に参加。
気分をなんとか持ち直して祝っていると、外で轟音が鳴り響く。
魔術でコスチュームを召喚し、現場に駆け付けるが・・・。
登場人物紹介
スティーブン・ストレンジ(ドクターストレンジ)
ニューヨークのメトロポリタン総合病院の元天才外科医。
事故で手を負傷し医師生命が立たれたが、魔術と出会い、才能と資質で地球を守護するソーサラー・スプリーム「至高の魔術師」となる。
「指パッチン」の被害者でもあり、5年もの間消えていたせいで現在「至高の魔術師」はウォンとなっている。
その5年の間に恋人だったクリスティーンも他の男に取られてしまった。
ワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ)
レッドスカル率いる組織「ヒドラ」の人体実験でテレキネシスのスーパーパワーに目覚めた女性。
ある事件で魔女の系譜だった事が判明、秘めた力はアベンジャーズ最強のキャプテン・マーベルをも凌ぎ、サノスをも単身で追い詰めるほど。
ウォン
ストレンジの居ない5年間、「至高の魔術師」として地球を守って来た。
ストレンジが戻った現在も「至高の魔術師」として世界各地を回っている。
カマー・タージの厳しい修行で鍛えた格闘術と魔術で戦う。
クリスティーン
スティーブンの元恋人であり同僚だった女医。
鑑賞理由
MARVELが大好きでMCUの作品を映画、ドラマ含め全て鑑賞しててめちゃくちゃ楽しみにしていたから。
感想
個人的には大満足な映画やった!
やけど続きもんやから、やっぱり前作などの情報が無いと面白さが半減どころか下手したら何一つ理解出来ない、上級者向けの映画やと思う。
ただのMCUの作品ならまだ良かった。
監督がサム・ライミになった事で映画の難易度が更に上がってしもーてる。
これは僕みたいなヘビーな映画好きなら良い方向に作用するけど、単作で観る人はもちろんMCUファンにさえ悪い作用になってまう。
サム・ライミの有名な映画は「死霊のはらわた」なんやけど、そのサム・ライミのテイストがこれでもかと!と盛り込まれてるもんやから、今までのMCU作品とはかなりイメージが違う作品になってもーてる。
せやからMCUが大好きで、「死霊のはらわた」も大好きな人やないと100%では楽しめんと思う。
・・・とは思うけど、これはMCU全作と「死霊のはらわた」を観てる僕の感想であり、単体で観て全く楽しめないのかと言うとそんな事は無い。
サム・ライミのテイストがダメみたいな書き方してまってるけど、そんな事は無くてむしろ内容からすれば綺麗にマッチしてる。
ストーリーの流れや撮り方も流石としか言いようが無い程素晴らしい出来となってる。
これまでの作品を観ていなくてもしっかりと解るような描写がいくつもあり1つの映画として作り上げられてる。
序盤の戦闘シーンですらクライマックスかと思う程凄まじく、戦闘の度にそれが繰り広げられるから見応えはMCUでもトップクラス。
続き物でキャラの紹介とかが省けるから出来る事でもあんねんけどね。
ただ・・・めっちゃくちゃ楽しめたし面白いんやけど・・・僕的には物凄く辛い映画やったなぁ。
あの流れがあったからこそ最高のストーリーになってるけど・・・寂しいとも悲しいとも残念とも思える。
採点
これはかなり特殊で
200/100点(限界突破な評価)
②「MCUは大好きで全部観てる!」な人やったら・・・
???/100点(サム・ライミのテイストがダメなら多分低評価になるから採点出来ん)
③「今までの観てないけど気になるから観てみようかな」て人やったら・・・
80/100点
と、言う風に様々な条件下で評価の変わる作品やと思う。
僕はもちろん①ですねん✨
100点満点の採点やのに200点あげちゃいます〜!
ある意味MCUの熱狂的なファンじゃない方が楽しめる可能性あんなぁ。
ゲームで例えればシリーズ通してRPGやったのに、いきなりアクションになったくらいテイストが違うから「これはこうじゃないやろ!」と思ってまうかも。
まぁなんにせよ単体の映画として観るなら、前作などの情報が影響するのは2割くらいやと思う。
総合的には良作。
予備知識
出来れば「ドクター・ストレンジ」「ワンダ・ヴィジョン(全9話」を観てたらキャラの苦悩や葛藤が理解出来てより深く楽しめる。
「死霊のはらわた」も観ているとサム・ライミのテイストを理解出来て、「あるシーン」の楽しみ方も解る。
ちなみに予備知識として観るなら「死霊のはらわた」ではなく「死霊のはらわた2」がオススメ。
2は1のリメイクとも言える作品でサム・ライミテイストが120%増しとなってる。
念の為ホラーというよりも、もはやコメディーな映画。
勘違いしないようにwww
もっと言えばMCU全作を観ると「指パッチン」の事もマルチバースの事も解るし、どの作品もめっちゃおもろいから観るのオススメやで✨
このブログでもMCUを時系列で紹介してるから参考にしたってや!
前作
「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」
次作
「ソー ラブ&サンダー」2022年7月公開予定
関連作
MCU作品
映画鑑賞にオススメのアイテム
まぁ今回、僕が行ったのが「ドルビーシネマ3D」やったからってのもあるけど、映画鑑賞後の疲れ軽減、不調予防の為に酔い止め、眼の薬は用意した方がええで。
映画デート、映画後にも予定があるとかならなおさら。
自分がへばるのもカッコ悪いし、スマートにフォロー出来ればカッコ良いしな✨
実際持って行ったのがコレ。
実際無かったら死んでたwww
コレ+処方された片頭痛の薬飲んでても軽く頭痛来てたから飲んでなかったらと思うと・・・😨
キューピーコーワⅠドリンクは映画鑑賞の時は必ず飲んでるんよ。
トラベルミンはドルビーシネマ3Dにビビって念の為🤣
知ってる人は解る思うけどミラー・ディメイションとか3Dは絶対ヤバい思ってw
備えあれば憂いなし、やで。