トップガン マーヴェリック 作品紹介・感想 ネタバレ無し
伝説の映画「トップガン」の36年ぶりの続編。
キャスト
トム・クルーズ/マーヴェリック
マイルズ・テラー/ルースター
グレン・バウエル/ハングマン
ジェニファー・コネリー/ペニー・ベンジャミン
監督 ジョセフ・コシンスキー
脚本 アーレン・クルーガー
あらすじ
トップガンでの活躍以降、マーヴェリックは優秀な戦歴を立てていたが昇進を拒み続けていた。
問題を起こし、左遷され極超音速テスト機「ダークスター」のテストパイロットとして働いていた。
マッハ10を出すテスト飛行で見事達成するが、独断でさらなる記録に挑み空中分解を起こす。
緊急脱出をして無事生還するも、度重なる問題行動で危うい立場となっていたが、旧友のアイスマンの強い要望で教官として再びトップガンへと戻る事となる。
登場人物紹介
ピート・”マーヴェリック”・ミッチェル
かつてトップガンで教育を受け、様々な功績を立てている。
たぐいまれな才能を持つがそれと同時に無謀な挑戦をしたり、命令違反をするなどの問題も併せ持つ。
過去に起こした事故に縛られ、理不尽な行動を起こした事で遺恨と相対する事となる。
トム・”アイスマン”・カザンスキー
トップガン時代にマーヴェリックのライバル的存在だったパイロット。
現在は海軍大将となり、パイロットとしての立場が危うくなったマーヴェリックに助け船を出す。
ブラッドリー・”ルースター”・ブラッドショウ
マーヴェリックの相棒グースの息子。
トップガンの一員となるも成績は芳しくない。
成績優秀なハングマンとはたびたび衝突している。
ジェイク・”ハングマン”・セレシン
成績、実力ともに良いが慢心するタイプ。
ペニー・ベンジャミン
マーヴェリックの元恋人。
鑑賞理由
映画好きの親友の熱に当てられドハマりしたため。
感想
面白かった!などの言葉はチンケに聞こえる程の作品。
トム・クルーズやその他の俳優、監督やスタッフの尋常じゃないこだわりと努力で完成させられた超最高傑作。
全員が付け焼刃の演技をするんじゃなく、実際に戦闘機に乗り込み撮られた映像は凄まじい臨場感を感じる事が出来る。
ミッション自体はストーリー上の作り物だったとしても撮影するためのフライトはマジ物。
トム・クルーズのこだわりで「CGは使わない」の発言の通りならとんでもない映画やと思う。
「エースコンバット」という戦闘機のパイロットとなってドッグファイトをするゲームがあるんやけど、それに今回の映画と似たミッションがあって、それをやってるもんやから生身で実際にそんな飛び方して戦うなんかホンマに不可能やろ!と思ったw
例えゲームでもその状況や難しさを知ってると見え方は相当変わると思う。
トップガンのテーマソングである「デンジャー・ゾーン」がスクリーンで映像を観ながら大音量で流れた時は何とも言えない感情になった。
トップガンが上映されたのは36年前。
僕は4歳やから、映画の良さが解る訳も無いし、劇場で観る事も出来なかった。
それどころかタイミングを逃し、トップガン自体を続編が上映される今回まで観てすらいなかった。
それを大人になって、色々な事が解るようになった「今」劇場でトップガンを観る事が出来て「デンジャー・ゾーン」を聞く事が出来るのはホンマに贅沢で幸せやと思う。
当時大人で感動した人達の中には36年という年月のせいで観る事が叶わなかった人達もいると思うけど、そういう人にこそホンマに観てもらいたいと思える作品やなぁ。
親友もそうやし、他の人が書いてるレビューにも書いてるけど、ホンマに映画を映画館で観る大事さを思い出させてくれる映画やと思う。
ましてや今は巨大なスクリーンもあれば音響がすごいスクリーン、左右の壁にまで映像が広がるスクリーン、座席がシーンに合わせて動くアトラクションみたいなスクリーンなど一口に映画と言っても様々な形態が楽しめる。
それは絶対に家では楽しむ事が出来ない体験で、しかもその映画が上映してるタイミングにしか味わえない。
自宅で楽しむ分もテレビの進化のおかげでかなり上質な状態で観る事が出来るけどやっぱり映画館には敵わんと思う。
命がけで撮影に挑んだトム・クルーズや俳優、関係者に感謝しかない。
予備知識
前作「トップガン」は絶対に観ておくべき。
戦闘機でのドッグファイトについても多少なりの知識はあった方が良いかも。
前作
「トップガン」
次作
無し
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